バーベキューでわずか10分で炭に火起こし!嫁が惚れ直すかも?!

アウトドアのススメ
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ターザン夫
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先日とあるTVに出演することになったんだけど、ある1シーンでバーベキューする場面が使われることになり、そのTV局のスタッフが「火起こしなんて簡単でしょ?」なんて得意げに言い放ち、炭に火を着けるためにバーナーなんかのアウトドア便利グッズを駆使して火起こしを始めたのだ。

いや・・・バーナーとか便利グッズ使って「火起こし出来て当然」アピールってむしろダサすぎっ・・・。

 

ガスボンベ2本目で火起こし出来ないってどういうこと・・・?

しかもその炭やたら跳ねるけどもしかして備長炭では・・・!?

火起こしの段階で備長炭ってあり得ないんですけど・・・。

うわぁ・・・飛び跳ねた熾火(おきび)で高価そうなアウトドアウェアに穴空き始めたし・・・。

火を着けてから炭に火をつけるまでに1時間以上かかってるし・・・。

 

・・・「せめて火起こし出来た後に自慢すれば良かったのに・・・宮崎人の前で火起こしできるアピールするのがそもそも間違いなんだよ。」って思ったけど、口には出さなかった。

この記事見てる人・・・宮崎人に向かって「火起こし出来ます」アピールはやめといた方が良い・・・。

筆者の周りだけかもしれないけど、筆者の知ってる宮崎人はみんな火起こし出来て当たり前なのだ。だから、宮崎人は火起こし出来ることが当然なので、火起こしできることなんてアピールしない。

宮崎人にアピールすればするほど「こいつ、よっぽど火起こし出来なかったんだろうな・・・かわいそう」としか思われないと思う。

 

筆者も例外じゃなく、小学生の頃は家が五右衛門風呂だったもんだから、夕方になるとほぼ毎日火起こしをやらされていた。「五右衛門風呂〜!?」というと「なに?あんた何歳なの?」って思われるかもしれないけど筆者はまだ30代。何のこだわりがあったのか知らんが、親父はわざわざ風呂を五右衛門風呂に改装しておった・・・。

筆者だけでなく宮崎の田舎では(どこも田舎なんだが、それは言うな!)未だ五右衛門風呂の家も割と多い。

まあ、いやいやながらも小学生から毎日火起こしやらされてたらそりゃ10分でできるわ。

さっさと済ませて遊びに行きたいもん。火起こしも早くなるのは当然かも。

さて、どうでもいい余談話が多すぎなので、早速本題に移ります。

題して・・・

姑息な便利道具は使わず炭を着火

筆者の火起こしで使う道具は、

  • 「紙1枚」
  • 「現地で手に入る乾いた落ち葉、枯枝」
  • 「ライター、マッチなど」
  • 「うちわ、又は火吹き竹」(別に使わなくても火は起こせるが、最速で点けたいなら必要。)
  • 安物の炭(火起こしの段階で備長炭は絶対に使わないこと。)

の5つ。

別に着火剤とかバーナーとか新聞紙の束とか他の便利グッズ使っても良いとは思うけど、「この人、これないと火を起こせないのかな?」と思われるのも嫌だろう?

使用する炭だけど、備長炭は使わないこと。というのも備長炭は、炭素分が高密度すぎてかなりの高温に包み込むようにして火をつけないと着火しない。

火起こしの際は安物の炭を必ず使うことがポイントだ。

これはバーベキューにこだわる初心者がたまにやっちゃうので注意しとこう。

 

落ち葉や枯れ枝が現地で手に入るかどうかは、Google Mapを見ればすぐ分かる。

バーベキューをする場所付近に林や森があれば必ず手に入るぞ。

また、現地で3〜4日以内に雨が降っていないかどうかも確認しておこう。でないと落ち葉や枯れ枝が湿っていて火が付きにくくなるからだ。

 

最速で火を起こせるかどうかの最大のポイントは”細かい熾火”を初期にたくさん作れるかどうかだ

この赤くなった炭を熾火という。

熾火(おきび)とは、炭を燃やした後、炎は消えるけど炭は赤くなっているだろう?これを熾火っていうんだ。

筆者はこの熾火を落ち葉や枯れ枝、炭のクズから3分〜5分以内に多量に作り出す。

残りの5分でこの熾火に酸素を送って炭に着火するというわけだ。

 

初心者の方は、炎から炭が着火するもんだと考えているかもしれない。もちろんこれも間違いではないけど、炭というのは不思議なもので、炎で直に炙ってもなかなか着火しない。だが、熾火の上に置き酸素を送ってやると着火しやすく炭そのものも熾火になっていくのだ。

これは特に備長炭などの高密度な炭では顕著に差がつく。

つまり最速で炭に火起こしするためには始めにいかに熾火をたくさん作れるかが重要なポイントなのだ。

最近よくYouTubeで「新聞紙を束ねて炭に着火させる方法」などが話題になってるけど、この方法は炎の力で炭に着火させる方法なので30分は掛かるだろう?

筆者の方法は10分、いや条件が良ければ5分で火起こしできる。

まっ色々とやってみると良いです。

 

さて、ポイントが分かったところで実際にどんな風に火起こしやるのか解説しよう。

姑息な便利道具は使わず、わずか10分という最速火起こし法

  • 「紙1枚」
  • 「現地で手に入る乾いた落ち葉、枯枝」
  • 「ライター、マッチなど」
  • 「うちわ、又は火吹き竹」(別に使わなくても火は起こせるが、最速で点けたいなら必要。)
  • 安物の炭(火起こしの段階で備長炭は絶対に使わないこと。)

を準備できたら早速やってみよう。

火起こし1:適当に新聞紙丸める

まずは新聞紙などを丸めて置きましょう。1枚で大丈夫。

 

火起こし2:適当に落ち葉を敷く

次に落ち葉を敷きます。落ち葉がしっかりと乾燥してるなら新聞紙はいらないです。

どうして落ち葉を使うのかというと、葉が燃えやすいというより、葉は紙と違い、燃焼時間が長いし茎の部分が熾火になり火が消えにくくなるからです。

落ち葉がない場合は、紙の量を多くするか、燃焼時間を長くするため、紙を束上にして5本ぐらい枝のように置くと良いです。

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枯れ枝を互い違いに交差するように置く

枯れ枝を拾って来て落ち葉の上に互い違いに置きます。

出来るだけ細い枝をたくさん入れた方が細かい熾火がたくさんでき早く着火できます。

 

2、3箇所、紙に火を付けます。

こうやって枝や葉を置くと中央の紙に火を点けれないので適当に火が付きやすいとこへ着火させてください。

これだけ燃え出すのに2分もかからない

うちわで扇ぐタイミングですが、筆者は落ち葉を入れた時は、かなり早い段階で扇ぎます。

部分的に落ち葉が勢いよく燃えだし、消えていくと思うんですが、その消えかかった場所はすでに落ち葉から細かい熾火が出来上がっており、思いっきり扇ぐと再び熾火が燃え出すのです。

うちわで扇ぐタイミングは細かな熾火ができた時。

(紙ばかり使ってる場合は仰いでも、紙ばかり燃えて着火しませんよ〜)

落ち葉がない場合、できるだけ細かい枝を使うか、枝も何もない時は、新聞紙を固めに丸めて3、4個置き、砕いて細かくなった炭クズを置くと良いと思います。

木の枝が勢いよく燃え出すのに筆者の場合、1分〜2分もかかりません。あとはうちわで煽ぎ酸素を送るとともに、炎が着火してない枝の方へ移していきます。

うちわで扇ぐ場所は熾火だけ。炎に酸素送っても意味はない

たま〜に紙切れに火を点けてうちわで扇いでる人見かけるけど紙切れ燃焼させたところで灰ができるだけで熾火はできない。そんなところに酸素送っても早く燃焼させるだけで意味ないです。

紙切れだろうが枝を燃やそうが熾火できてないところにうちわで扇いでもダメです。

 

さあ、次に熾火が出来たところに炭を砕いたクズを適当に撒きます。

熾火ができ、安定したところへでかい炭を置いていくとよいです。

炎が上がってるところとかは関係ないです。あくまで熾火ができているところに炭を置いていきます。炎が上がっていても熾火ができていない場所へ炭をおくと炎を消してしまうだけですよ〜。

(熾火も下にたまり炎も上がっている箇所ならなお良い)

あとはだいたい30秒ごとに勢いよく扇ぐだけ

大きめの炭を入れたらあとは適当に仰ぐだけで良いです。

機会があれば動画を撮ってノーカットでこの記事にアップしときます。

(初めから写真じゃなく動画撮っておけば良かった〜)

最大のポイントは基本に忠実なだけ

今回の火起こし法の最大のポイントをまとめてみました。

別にどうってことないけど火起こしの基本中の基本です。

最短で火起こしする方法は、ただその基本を最大限に引き出しただけ。

以下要点だけをまとめてみました。

ポイント1:火は下には向かわない。上に向かう。

当たり前だけど・・・炎は下には向かいません。上に向かいます。

だから底の方に燃えやすい枝や葉、紙を置きます。

それから上に順番に燃えにくいものを置いていき、最後に炭。

また、平べったい板とか炭もそうだけど、横に寝かせるよりも縦にした方が燃えやすいのは熱が上に向かうし酸素も入りやすいからですね〜。

 

ポイント2:燃えやすいものばかり燃やしても炭は起こせない

燃えやすいものって熾火がたまりにくいですよね?

紙だとただ勢いよく燃え灰になるだけなんだが、

落ち葉や木を燃やした場合、燃えた後に熾火ができる。

炭は炎に直につけてもなかなか熾火にはなりません。炭は熾火の上に置くが鉄則です。

また、燃えやすいものって燃焼時間も短いです。

 

ポイント3:酸素を送り込むのは熾火!炎に送り込んでも意味なし

酸素を炎に送ってもあんまり意味はない・・・先ほどもクドく説明したので割愛。

 

ポイント4:酸素は対流する。底から酸素が入るような工夫・・・はあまり必要ない

筆者はよく河原で石を積んで囲いだけ作りバーベキューする。その時たまに「底の方に石並べた方がよくない?酸素要るだろ?」って言われるんだけど、底の方に酸素を取り入れるような工夫は必要ないです。なぜかって、熾火でも炎でもなんでも良いんだが、熱は上へ上昇していきます。その時周りからも空気を引っ張ってきます。

ただ底の方はいらないかもしれないけど、流石に横周りも遮断するとダメかもしれない。

ポイント5:酸素を送るのは熾火だけ。炎に送る必要全くなし

こちらも割愛しまする。

ポイント6:備長炭を着火できるのは多量の熾火だけ

備長炭使いたい人は使っても良いと思うけど、備長炭に火を起こすためには割と多量の熾火が必要になる。だから結局、安い炭を火起こしできないと使い物にならない。

間違ってもバーナーで着火させないこと。バチンバチン飛び跳ねて周りが引くぞw

ポイント7:煙が気になるなら着火剤で

筆者の地元のキャンプ場はそんなに混み合ってないので苦情を言われたことはないが、都会では煙の苦情は言われるかもしれない。

今回紹介した方法は割と煙が立つ。なので周りに人が多い時はこだわりを捨てて、着火剤使った方が良いと思う。

 

ここまで色々うんちくかんちく説明しましたが、とにかくどんな方法でも炭を起こせたらよろしいかと・・・。

 

ちなみに筆者の嫁の歴代彼氏はなぜかアウトドアマン(業界人らしい)が多く、皆んなやたら便利グッズ駆使しても火起こしに時間かかっていたそう。そのうちの一人は自称アウトドアの達人らしかったが、全く火起こしができず、嫁に急かされ、いきなりキレたらしい。その後すぐに冷めて帰ったそうな・・・。

で、嫁が「筆者は火起こしできること」を知ったのは結婚して13年目。

子供もちょっと大きくなったので、キャンプでもしよっか?ってことになり発覚。

便利道具一切使わず、ほぼ現地調達で、今までの歴代アウトドア達人よりも早く、わずか10分足らずでやったもんだから、嫁は「惚れ直した〜えへへ」。それでこの話を聞かされたわけだ。

 

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