コールマンのインフレータブルカヤックでど素人が15kmを4時間掛けて川下りしてみた

アウトドアのススメ
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ターザン夫
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コールマンのセビラーハドソン。コンパクトに収納できるインフレータブルカヤック

今回はヤマメ釣りではなく息子を連れて川下りに挑戦してみることにした。

2人だけで川下りというといかにも川下りを何回も経験してるように感じるかもしれないけど筆者の川下りの経験はまだ1度だけです。

今回が2回目の試みで、しかもベテランはおらず息子とど素人の筆者二人だけ。

でもまあ今回下る川はGoogle earthでみる限りでは瀬などの岩が水面から露出してるような箇所は1箇所しかないし、何よりこれまでコールマンのセビラーハドソンに幾度となく乗ってきたけど、このインフレータブルカヤックは「急流で岩にぶつかってもかなり信頼できる優れたインフレータブルカヤック」だということがだんだん分かってきた。

サンゴやフジツボが生息しているような岩場でも波に飲まれ何回もぶつけたけどなんともなかったし・・・。

アウトドアグッズも色々と買ってきたけど、このセビラーハドソンほど楽しく活躍できるものはなかったと思う。海で小島を一周したり、サンゴを鑑賞したり、湖でフライフィッシングしたりもした。

さて今回このセビラーハドソンで我が家の目の前に流れている「大淀川」を下ることに。

高岡町のポイントマークから天満橋付近まで下ることにした

なんせ自宅の目の前の川だから、開始地点だけ妻に送ってもらえれば、下り後は歩いて帰ることが出来る。だから筆者たちが帰ってくるまで妻が待っとく必要もないし不満も言われないし・・・。

Google earthでだいたいの距離を測ってみたところざっと15km近く。

約10km上流にダムがあるためか河川敷に車の進入不可ばかり・・・ちょっと誤算

なんの情報もなく行き当たりばったりで高岡町の大淀川河川敷付近に来たのはいいけど、どこもかしこも河川敷に車で進入できないように鎖が張られていた。

しょうがないので、車両進入止めから川までもっとも近いところを探したところ、上のマップのポイントマークのところが川から最も近かかったので結局ここからカヤックで下ることにしました。

本当はもっと上流から下りたかったんだけどね・・・。

 

「このポイントからだと何時間で着くんだろ?」

川の流れからして初めの1時間ぐらいは時速6km、河口に近づくにつれスピードは落ちるだろうから残りの航程は時速4kmだとして3時間ぐらいで着くと予想してみた。

さっそく川下り開始!がいきなり艇内に水が侵入するトラブル発生

スタート地点は上のマップのような地点。

河川敷内に車は侵入できないので県道359号線に車を止め荷物だけを下ろして行くことにした。

川まで直通の階段もあり割と便利の良い場所でした。

Googleマップではよくわからなかったけど、Appleのマップでは2箇所浅瀬が存在することが確認できたので喫水を浅くするためセビラーハドソンに空気圧をいつもより多めに入れた。

途中で小腹が空いた時のために、おにぎりと不足の事態が起きた時のためにクーラーボックスに水を大量に用意し、いざ出陣!

が、出発して3分ぐらい経ったころ、やたらとお尻が濡れることに気が付いた。

「ええ?なんで濡れてんの?パドルもほとんど漕いでないし濡れることなんもしてないのに・・・・そうだった!!」

 

そう、セビラーハドソンには水抜き用に船底のドレンキャップが付いていてそれを開けたまま出廷してしまったのだ。

あいにく、ドレンキャップは手の届かないボットムに付いている。

しかもカヤックを着けれるような浅瀬もしばらくないと来た・・・。

ドレンキャップ締めようにも浅瀬がなくしばらくの間、艇内への水の侵入を許すことに。開始早々、お尻がずぶ濡れ

でも底から水が入って来ても沈まないのがこのセビラーハドソンの良いところ。

発砲ウレタンの入っていないカヤックだと多分沈んでる。

各フロアが独立しているのもセビラーハドソンの良いところだ。

仮に底を鋭利な岩などで切ったとしてもサイドのフロアが独立しているので沈むことはない。

だけど、せっかく今日は濡れずに快適にのんびり下れると思っていたんだけど残念無念・・・。

出発地点から20分後、ようやく浅瀬に辿り着いた。早速ドレン抜きをやらなければ

出廷してから20分ぐらい経ったところで浅瀬を見つけることができ、早速、ドレン抜きを行った。

バウを上げてみるとバケツ2杯分ぐらいの水がドバドバっと出てきました。さあ、これで快適に川下りできるぞ!

とその前にのんびりくつろげそうな浅瀬なので息子と飛び石を競い合ったりおにぎり食べたりしました。

気分を取り直して再び出廷!が、難関が待ち受けていた

水を抜き軽くなったカヤック。

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バケツ2杯分の水なのでそんなに影響はないけれど、なんとなくスピードが増したような気がし気分爽快。(お尻も乾いたしw)

が、その20分後ぐらいの地点で予期していなかった瀬があったのだ。どうやらGoogleMapで見逃していたらしい。

「これはやばい!」と思い、手前の浅瀬に一旦、カヤックを止め突破できるかどうか確認しにいった。

若干パニックで写真撮り忘れてしまった・・・。

「まるで鳴門海峡のよう・・・。時速、10〜11ノットはある」

Mapで見るとなんてことないけど、実際には鬼の洗濯岩の様な岩肌が水面から露出していて真ん中の流心(流れが最も早い箇所)は幅2mぐらいしかないため50cm以上高く上がっていた。

流心の傍はもちろん鬼の洗濯岩が待ち構え、水面が階段の様に落ち込んでいる・・・。

「流心以外の場所を通過すれば転覆する可能性もあるかもしれない」そう考え、ここは親父(筆者)自らがパドルで操作する必要があると判断し息子には「ここ通過するまではパドル操作しないで」とお願いした。

息子がパドルを水へ突っ込むとそちらの方へ船首が向けられたり、スピードが低下したりすると流心に船尾を押され横倒しになり転覆する可能性もあるからだ。

こうやって書くと「またまた大ゲザな〜面白くするために盛ってる?」と思われるかもしれないけど、その時の心境を想像して欲しい。

綺麗な川ならある程度「どこを走ると安全か?」という情報を得られるけど、この川は水面から下の状況は濁っていて何も分からない。そんな水面から黒色の突起物がいくつも顔出しているのだ。

筆者たちが読み取れる情報は「水面の状態のみ」。

こんな状態で確実に安全と分かる場所は、「障害物のない流心のみ」なのだ。

しかしその1mほどの幅しかない流心が水面より50cmも上がっている。

この50cm隆起している水流が岩によるものなのか?ただの水流によるものなのか?は素人の筆者には分からなかった。

が岩があったとしてもカヌーの船底を打ち付けるほど浅くはないことは分かったので思い切って行くことにした。

流心にまっすぐ乗って無事通過

鳴門海峡を通過したことのある船乗りなら分かると思うけど、流心の脇には渦がつきもの。ここも例外じゃない。しかもここの渦の手前には洗濯岩からの流水もある。巻き込まれ脱出できなかったら横転の可能性もあった。

が思ったより流心が安定していてまっすぐ直進することができた。

よくよく考えたら干満に影響される海と違って、川の流れは常に同じ方向にしか流れないので流心が安定して同じ方向に向いるのは当たり前だった。

説明するより写真を見せた方が状況がわかりやすいとは思うけどあいにく心境がそれどころじゃなかったので撮り忘れておりました・・・。

さあ、あとは息子にまかせてゆったりと下っていこ。

マングローブの様な風景が目立つ

浅瀬には鯉だと思われる群がうじゃうじゃいる箇所が何箇所かあり、息子も思わず艇から除いていました。

ときたま跳ね上がり艇に乗っかってくるんじゃないかと思った。

 

してのんびりタラタラやいのやいの観察していると、どこからともなくザーザーと滝の様な音がしてくる・・・!?

またまた難所。今度はテトラボット

どこからかザーザー聞こえるが先を見ても何も見えない。

事前にGoogleMapでこの辺にテトラボットがあることは知っていたけど、それにしては音は近くでするけど水面が盛り上がってる場所も白波も全く何も見えてこないのだ。

またまた不安というか胸騒ぎがしたので急遽、Uターンし近くの岸に着けることに音がする方へ様子を見に行くことにした。

様子を見てちょっと驚いた。

「これは・・・!?音がするけど何も見えないはずだ」

なんとテトラボットから先がストンと垂直に50cm水面が下がっていたのでそれより先の白波が全く見えなかったのだ。

音が全くしなかったらそのままストンと落ちていたかもしれない。

「うむむ・・これはどう攻略しようか?」

50cmの落差とはいえ、もしこのまま進めば、インフレータブルのセビラーハドソンは真ん中で折れるかもしれない。折れてもインフレータブルなのでまあ問題はないだろうがもし穴でも空いたらめんどくさいし、先端が突っ込むと尻側が流されて横倒しになるかもしれない・・・。

あれこれ考えた末に考えた最善策は、船首側にいた息子をできるだけ後ろ側に乗せ、スピードもMAXにし一気に突き抜けることだった。

ここに来るまでに大分まっすぐ進めるようになったし今度は息子にもパドリングしてもらう。

もう一度カヤックに乗り込み20mほどバックし助走をつけた。

「やった!いけた!」と不安になっていた息子が思わず叫んだ。

不安は乗り越えた時点で自信に繋がるものなのか、「もう次からはここは余裕」と息子。(いやもうちょっと連中しよか・・・)

ちょっとは川下りが面白いと感じてくれたのだろうか?

 

スタートしてから4時間、予定より1時間遅く自宅の目の前の堤防に着いた。

「また川下りしようか?」

「いやぁ、もういい」と息子。

う〜む、どうやったら色々と関心を持ってくれる子になってくれるんだろ〜?

娘は色々と面白がって意欲的にやるんだけどなぁ。そういう子なんやろな・・・。

今回の冒険は失敗ってことで

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